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今回はマレーシア移住を考えている人にとっての重要事の一つ、コンドミニアムについてお話していきます。
マレーシアに住むメリットの一つとして住居費用がとても安いということがよく言われていますが、日本で2DK月々58,000円（駐車場代込み）の賃貸マンションに住んでいた田舎者の私からすると、移住して最初に住んだコンドミニアムはRM2000（当時のレートで62,000円程度）だったので、実は家賃は上がってしまいました。とはいえマレーシアの首都クアラルンプールに住むということは日本で言えば東京都内に住むようなものなので、多分日本で都心に住んでいた人からしたら「家賃激安やん！」という感覚になるのかなと思います（私は日本で都会に住んだことがないので今イチピンときません😅）。
最初に住んだのは元ホテルのコンドミニアムだった
初めてマレーシアに渡航した当初、会社が用意してくれた寮にひとまず入居しました。ここで何日か先に寮に入寮していたちょい先輩（笑）の方が『職場から近いしとても綺麗で気に入ったので決めた』と言っていたコンドミニアムを私も紹介してもらうことにしました。
選ぶ決め手になったのは、なんといってもこのインフィニティプールです。
めちゃめちゃ気に入っている写真なのですでに他の記事にも掲載していますが、このプールを最初に見た時思わず声が上がりました。ここのコンドミニアムは元々ホテルだったのがコロナ禍を機にコンドミニアムに転向したらしいです。確かにこんな眺望の素晴らしいプールやジムが無料で利用できて、家具家電付きの部屋が6万で借りられるなんて、日本だったら考えられないことですね。間取りとしては1DKだったのですが、カップルでも無理なく住めるほどの広さだったのでとても快適でした。
ただこの部屋は洗濯機と乾燥機がフロア毎で共用だったので、マナーの悪い住人に困らされたこともあってそれは自分的にはちょっとマイナスでした。それ以外はロビーもまさにシティホテルのロビーと言った感じで（当然といえば当然だけど）かなり気に入っていました。
家賃は契約更新のタイミングで値上がりすることも
前のコンドミニアムの更新時期が近付いた頃に『来年から家賃はひと月RM2500になりますがどうしますか？』というメールを受け取って、ビックリしました。家賃が突然RM500（当時のレートで16,000円程度）も上がるなんて、日本だったら有り得ないですよね。当時住んでいたエリアの開発が進んで利便性が増してきたためと噂で聞きましたが、そもそも物価の高騰に伴って家賃の相場は全体的に上がっているようです。急に『値上げします』と言われても断れば追い出されてしまうので住み続けたかったら受け入れるしかないのですが、同じコンドミニアムに住んでいる知り合いの中にはもっと安いコンドミニアムに越していった方もいました。私の場合はすでに転職が決まっていたので、数ヶ月だけ契約を延長した後に転居することにしました。
新しいコンドミニアムを選んだ時にこだわったこと
転職に伴って職場にほど近いコンドミニアムを探したのですが、その時に重視したのが次の事です。
⭐️ デリバリーフードの受け取りカウンターがある
これは個人的には絶対譲れないポイントでした。前住んでいたコンドミニアムにもこれがあって（ゆうても守衛さんの側に机が置いてあっただけ）、ライダーさんがフードをカウンターに置いたところを写真に撮ってアプリで送ってくれます。写真を確認して自分の都合のいいタイミングでフードを受け取りに行くことができるので、これはすごく便利です。その代わりもし他の人に勝手に持っていかれても自己責任なのですが、今のところそういったトラブルにあったことはないです😃 ちなみにフードデリバリーでも宅配便でも、配送屋さんはコンドミニアムの中まで入ってこられないので日本のように玄関先までものを届けてくれるということはなく、ロビーなど窓口での一括受け取りが一般的です（👈日本の宅配もホントにこれでいいと思うよ…）。いくつか候補に選んだコンドミニアムの中にはトラブルを避けるために受け取りカウンターを設置しないところも結構あって、そういうところだと、ライダーさんが到着したタイミングでフードを受け取れるように到着時間を気にかけていなければなりません。なので受け取りカウンターがないとわかったコンドミニアムはその時点で候補から外しました😅 出先からフードを注文して家に着いた時には届いてるとかマジで助かります。
⭐️ 乾燥機付きの洗濯機がついてる
前述の通り前のコンドミニアムでは洗濯機が共用でちょくちょく嫌な思いをしたので、洗濯機共用のところは絶対に選ぶまいと思っていました。まぁそもそも共用のところの方が圧倒的に少ないんですけどね🙃乾燥機にかけると服が縮むので基本部屋干し派ですが、たまに乾燥機を使うのにコインランドリーに行くのは煩わしいな〜と思ったのであえて乾燥機付き洗濯機のある部屋（同じコンドでも部屋によって違う）を選ぶことにしました。まぁこれはフード受け取りカウンターに比べるとマストではなかったですが、やっぱり選んでよかったなと思います。
今住んでいるコンドミニアムは快適でコスパもGood
最終的に選んだのは友人の住んでいるところで『ウチ安いし去年できたばっかりだしここまりさんの次の職場にも近いからオススメだよ！』と紹介してもらったコンドミニアムでした😃 特に海外ではやっぱり人脈大事！ ちなみにこれは選んだ決め手というわけではありませんが、今のコンドミニアムのプールもかなり気に入ってます。この写真↓もすでに他の記事で掲載しています。いや〜ホントに気に入ってるんで🤗
もうリゾートホテルみたいですよね（実際ホテルも併設してる）。それにしてもなんか家バレしそうな写真ですがコンドミニアム自体がかなり大きくて一つの街みたくなってるので、まぁいいです😅
さらにExchange TRX, MyTown（IKEAが併設してるモール）といった名だたるショッピングモールの数々にバイクで10分で行けるといったら、土地勘のない方でも好立地なのはなんとなくわかるかと思います。
友人の住んでるユニットは１ベッドルームでRM1800とのことで激安やん！とビックリしたのですが、私は将来的に猫を３匹くらい飼えたらいいなと思っていたので（入居を決めた時点では１匹）、２ベッドルームのユニットを選びました。新築のため私が最初の住人なのですがそれでもRM2300（もちろん家具家電は全て揃っていてベッドもクイーンサイズが２台🤗）なので、これはこのエリアのコンドミニアムとしては破格です。
何故こんなに安いかというと、駅からちょっと遠いんです。駅直結とかモール直結のコンドが多い中、駅まで徒歩15分程度で人気のない道を歩かなきゃいけないというのが家賃が安い理由のようです。が、私はバイクがあるので全く問題ありません。ちなみにバイクの駐輪場代も無料。というわけで物価が高騰しているとはいえ神コスパ物件も探せばあります。
マレーシアで初めて部屋探しをする人にオススメしたいことは…
街の様子を見ていると現在建設中のコンドミニアムが多くて、これからもホテルのように綺麗でゴージャスなコンドミニアムはどんどん増えていくようです。
上述したこだわりポイントはそれぞれの生活スタイルによっても重要度が変わってきますが、初めてマレーシア就職をして初めて部屋を探すという方には、職場が近くて徒歩で行けるコンドミニアムを強くオススメします。在宅中心の仕事とか私のようにバイクを持つ予定という人はそこまで意識しなくてもいいかもしれませんが、私の場合最初に選んだコンドミニアムは職場から徒歩10分のところで、これは大正解でした。初めての海外生活で右も左もわからないことが多い中、通勤の負担がないというのはとてもありがたいことでしたね。マレーシアの会社は通勤費は自己負担なので、そういう面でも職場に近いコンドをオススメします。
ちなみにマレーシアでの部屋探しをする場合PropertyGuruやiPropertyといったサイトで探すのが一般的ですが（個人的にはPropertyGuruのが使いやすいと思う）、マレーシア就職をする方にとって部屋を探すのは正直そこまで難しいことではないように思います。というのも自分の職場に近いコンドミニアムを選んで住んでいる人が多いので、職場の先輩や会社から直接情報をもらって部屋を選ぶ人が多い印象です🤔
今回の記事の情報によってマレーシア就職を考えている人にとって心配な点が一つでも解消されたら幸いです。
